『共喰い』『道化師の蝶』

2月の文藝春秋に掲載された
第146回芥川賞を受賞した2作です。

『共喰い』は、1か月位前に読み終わりました。
ドロドロした川と
全編ねっとりした空気が漂う
小説でしたね。どんよりした気分になりました。


『道化師の蝶』は、今日読みました。
序盤は、軽い滑り出しでした。
大型旅客機の中で本を読めない男と、
大型旅客機の中で着想が生まれ、それを銀色の網で取るという男、A・Aエイブラムスの話でした。
次は、友幸友幸という多言語作家の話。
その次は、A・Aエイブラムス私設記念館のエージェントの話。刺繍やレースを探しながら友幸友幸も探します。銀色の網に繋がってきました。
こうやって書いているうちに、あーそういう話だったのかなぁ?と少しわかってきました。
ちょっと眠くなりましたが、面白かったです。